グレート物置91

がんばって書いたのはこちらに置いとく →がんばってなくても置く事にした

HDR953GW メモ

ドラレコを買い替えた。コムテック製HDR953GW。

ビューワはメーカのサイトからDLできる。
HDRviewerW3
https://www.e-comtec.co.jp/

なかなか面白いのだが、PCにバックアップ取ろうとしてフォルダコピーしようとするとなんかエラーになってしまう。
ファイルシステムが専用とかでなんか支障があるようだ。
取説には保存したけりゃ指定したファイルを結合してAVIに出力する、と書いてあるのだが、1GB縛りがあってちょっと面倒くさい。
3分単位だとファイル3つ分しか指定できない。1つのファイルは1GB未満でいいから、全部選択して適当にちぎってくれよって思うのだが。

う~ん。

 

当然ながら、AVIには時刻情報やGPSデータは記録されない。
時刻については、設定でAVI画像にキャプションを埋めることはできるが、GPSは別途ロガーを使う方が良さげ。

記録時間:
128GBでFullHD高画質モード 685分=11h
6時に出かけて17時までは持つ。
64GBなら半日くらいか。
64GB未満だと1ファイルが1分単位になるが、ビューワは連続再生で気にならないし、AVI結合するのは容量縛りなので別にいいかも。

22/09/25(日) 現在 microSDの相場は
128GB:1500~3000円。
 64GB: 800~1300円。

SDカード毎保存しておく用途としては、64GBを挿しておいて残しておきたくなったら交換(というか「使い捨て」)。
という使い方でも良いのかもしれない。

■電工2種 技能試験 要素作業と工具まとめ

器具別の要素作業とオススメ工具についての極私的まとめ。

■レセプタクル取り付け

ほぼ全問に出る&時間かかるので最優先課題。とにかくこれだけ体で覚えれば後はなんとかなる。器具代も安いので、まずこれだけひたすら10~20回やってみたらいいと思う。

配線のシースと被覆剥き

ポイントは、IV被覆の長さ。長いと台座内部で余って邪魔になるし、短すぎるとネジ止めやりにくい。詳細は後述。

輪作り

基礎作業の所で述べた通り。M3.5のネジだと輪を気持ち小さくする方がいいが、余った分をニッパで切って輪を縮めるのが失敗リスクは小さい。成形に凝り過ぎてP-958でグニグニやり出すと余計に始末に負えなくなるので注意。

輪をネジで止める

なんてこたない作業だが、プラスドライバの柄が長いと作業性が悪い。極端に短いものも売ってるが、レセプの金具と干渉するので柄は100mmサイズの物がベスト。

器具ごとに被覆剥き長さが変わるので要領覚える。(器具自身で採寸するのが吉)
心出しは前述の通り輪作りに影響するので18mmジャストを測る。P-958の目盛で測ればいい。IV被覆はそこまで神経質にならなくてもいいが、試行錯誤の結果、シースを4cmで剥いて、心出し18mmにすると、IV被膜部分の長さがちょうど良くなる。これはパナ製でも明工製も同じ寸法で良い。
シース4cmもP-958で採寸できるが、持ち方でブレるので4cmを定規で測りマッキーで線を引いた。手間と言えば手間だがレセプタクルは各課題1個しかないのでここだけは丁寧にやっとく。


■ケーブル関連

切断はケーブルカッターがオススメ。
VVR/VVF/EMの切断には専らペンチと参考書には書いてあるが、切り口が汚くなる。
ケーブルカッターというかそっちよりのペンチというべきか3.peaks製DF-195を購入したところ、これがかなり快適。
ペンチやP-958でカットするにはちょっと力がいるのだが、DF-195だと切れ味が良いのかサクッと切れて気持ちがいい。
確かに「なくてもいい装備」ではあるのだが、たくさん練習したい人には地味にオススメである。

IVの被覆剥きは、定番のP-958。
まあ別に対抗馬のMCCでも良いかなと思うが、たまたま寄ったホムセでこちらが安かったのでこっちにした。
ガッチャンに一瞬心揺れたが、慣れたらサクサク剥けるしそのまま輪作りに移行できるのも良い。
ただ、P-958は作りがちょっと華奢な感じなのでケーブル切断はペンチ等別工具に任せる方が良いと思う。

芯線の輪作り(のの字曲げ)も定番のP-958。
これもまあMCCでも大差ないと思う。実は丸型のラジペンを買って試してみたのだがP-958でやる方が安定する感じ。


VVRの介在物という名の紙は文房具のハサミでOK
VVRの外装を剥いた中にある紙。アレはまあニッパでも切れるのだが刃渡りが短いと微妙に手間取る。P-958でもいいがハサミ部が手前過ぎてやりづらい。
ふと思いついて手持ちの文房具ハサミで試したらサクッと切れるしやりやすい。100均とかで売ってる安物でいいのでハサミを工具箱に入れておくことを強くオススメする。


■リングスリーブ

圧着工具は、エビの方がちょっとだけ安かったがなんとなくマーベルのMH-7Sにした。
他のメーカのもそうだが、ハンドル形状をもうちょっとだけ工夫してくれたら絶妙に使いやすくなりそうなのだが。
ラチェットなのはいいのだが、完全に締め切って解放されると微妙に指が届かない。ちょっとだけハンドルをくびれさすとかしてくれたらいいのに。
他のメーカもその辺は無頓着な感じ。
あとまあラチェットは途中で解除できるようにしてほしい。(バネ部を突っつけば無理矢理解除はできるが壊れそう)。間違って挟むとなかなか大変である。

刻印を間違えないように注意。ルールは以下。
〇 2本
小 3、4本
中 5本~
※2.0mmは2本でカウント。

1.6mm×4→小、とか
1.6mm×4+2.0mm→中 とか
ギチギチに詰めたときにズレないか、がポイント。
当初、不要と思っていた合格クリップであるが、練習を重ねていくと、これはなかなか便利であることに気が付いた。
ガッチリホールドするにはタイラップの方がいいように思えるが、問題はそこではなくてまず仮で束ねておいて芯出し部の高さ調整をするのにこれが便利なのである。


■アウトレットボックス

ブッシング切りこみ

ケーブルを通す穴を十文字に切る。一文字とかへの字でもいいが、作業性を考えると十文字がいいかなと思う。
セオリーは電工ナイフだが、ゴムが粘るというか伸びて正直やりにくい。カッターナイフも同様。
指で2つ折りにし、ハサミもしくはニッパーでパチンとやるのが簡単で速い。
当然ながらゴムの薄膜を切るのに高級品のニッパは不要。とはいえプラモ用とかだといざ金属線切る時に刃こぼれするので注意。

ネジ切り

参考書などではプライヤーでやることになっているが、適当なメガネレンチがあればそれ使った方が断然早いしラク。100均とかで売ってる安物でいいので用意すべし。ラチェットだとなお良し。
ちなみにネジ切ったあとで頭が穴に詰まるが、課題ではネジ1本だけなので帰宅後にでもゆっくり外せば良い。

ボス取り付け

マルチツールで十分だが、最悪指でキツめに締めればなんとかなる。要は手でバラせない固さに締まればよい。むしろ練習後外すのに工具が要る。

ボンド線

取り付け自体は難しくない。ただ、手持ちの器材ではネジ留め金具がガバガバで締め付けできず。結局試験には出なかったのだが、出されても文句言えないので練習はしておくこと。


■露出コンセント

作業はレセプタクルと同様。こちらは1問だけだが手間は同等なので練習しておく。
注意点はIV被覆部の長さを短くすることだけ。細かい寸法は覚えてらんないので、シース4cmを3cmにしたら具合が良かったので定規にその印を入れといた。


■連用枠+コンセント/スイッチの取り付け

技術的な難しさはないが、枠金具をグリグリやるのは初見ではどうすればいいかわからず戸惑ったので、1回やっておくことをお勧めする。枠自体は50円前後で買える。

■電工2種 技能試験 工具セットは必要十分か?

電工2種試験用の指定工具セット、というのがある。

例:
 HOZAN https://www.hozan.co.jp/corp/r/r3004/
 マーベル https://www.marvelcorp.co.jp/1408.html
 フジ矢 https://www.fujiya-kk.com/ja/products/330/

まあ確かに個別に買うよりはお得な価格設定であり、試験用としてちゃんと使えるセットなので品質上の問題はない。
ただ、なんだかよくわかんないからとりあえずセット買っとこ、というのは止めといた方がいいかなと思う。
自分に必要な工具を考えて、それでもセットが得だなと思ってからでも遅くはない。

代表例としてHOZANのDK-28を見ると

プラスドライバー +No.2    
マイナスドライバー -5.5    
ペンチ    P-43-175
圧着工具    P-738
VVFストリッパー    P-958
電工ナイフ    Z-680
ウォーターポンププライヤー     
布尺    

という構成である。
(実際にはツールポーチ、第二種技能試験対策ハンドブックも付属)

この中でどう転んでも必須なのは圧着工具のみ。他は自分の好みで買えば良い。
個人的な見解としては以下。(人によって事情は異なるのであくまで参考例として読んでください)

プラスドライバー +No.2    

レセプタクルと露出コンセントのネジに必要。でも家にあるならわざわざ買う必要もなし。

マイナスドライバー -5.5    

連用枠をこじるのに使う。あとまあCL等の差込系器具に挿した線を抜くときに使うが、これは専用のプレート外しキーが安価で売ってるのでそちらを使う方が断然良い。

ペンチ    P-43-175

これもまあ普通の家には1つあるのではないかと。輪作りをクランク法でやりたい人は175mm幅に意味があるがそうでない人は特に要らない。
ただ、P-958でケーブル切断してるとガタきそうなので、ペンチかケーブルカッターは工具箱へ入れておく方が良い。

VVFストリッパー    P-958

シロートでコレを持ってる人はまあいないと思うので借りるあてがない人は買っても良い。ちなみにガッチャン式のセットもある。

電工ナイフ    Z-680

ナイフは好みの分かれるところ。電工試験ではVVRの外装剥きとして使うのがセオリーだが、なくてもまあなんとかなるし、なんなら2000円程度で専用工具もある。ナイフ自体はピンキリだがお守りとして一応持っておく価値はあるのかも。ただし、折り畳みではなく刃固定の鞘付きタイプをお勧めする。

ウォーターポンププライヤー     

アウトレットボックスに電線管取り付け、ネジ切に使う。…のだがどちらも代用が利くのでわざわざ買うほどのもんかなと思う。
ネジ切はメガネレンチでやる方が圧倒的に楽だし早い。

布尺

ほぼオマケなので文句つけるのもどうかとは思うが、個人的には不要。30cmのアクリル定規とかを買う方が良い。
どうしても欲しいなら100均一で巻尺買えばいいだけ。


総論として、これを無難と言いたくなる気持ちはわかるのだが、少なくとも慌てて飛びつくほどのものではない。
まずは要素作業と必要な工具を整理して、必要に応じて買い足す、というスタイルをお勧めしたい。

 

■電工2種 技能試験 ウォーターポンププライヤーは必要か?

ぶっちゃけ、いらんと思う。
家にある人はそれでもいいが、わざわざ試験の為に買う必要はないのでは。

アウトレットボックスのネジ留めは、HOZANの合格マルチツールで十分というかむしろやりよい。

ネジ無し電線管のネジ切は、100均で売ってる安物のラチェットレンチで超楽勝。
ネジ切った頭が穴に詰まるけど、ネジは1個だけなので後で取れば良い。
※試験には直接関係ないけど、練習用のネジ部撤去にはネジザウルスが便利です。

ただ、通常の家庭で試験後に一番使う可能が高いのもウオポンのような気もする。安いし…。

■電工2種 技能試験 電工ナイフの必要性

先に結論を言えば、「気に入ったのを買っておけ、ただしお守りとして」
よく言えば万能、ただし電工試験の要素作業には各々適した道具があるのでそちらを使うのが賢明。
とは言え、現場で何が起こるかはわからないので、優先度は低くてもちょっとくらいは練習しておく方がいいかもね。

個人的な拘りとしては、折り畳みよりも鞘付きのものが良いと思う。
必要な時に一々開くのは手間だし、と言って使わないのに開いたままにするのも邪魔である。
微々たることかもしれないが、つまらないことで失敗するリスクはできるだけ回避しておきたいのが人情。

■VVR外装剥き

これは安価で専用工具があるし、その気になればVVFストリッパなどでも始末できなくはない。

■ゴムブッシングのカットはニッパが最適

当初、VVRの外装下にある紙を始末する用にニッパを買ったのだが、実際はブッシングのカットに使った。
ブッシングの切りこみはナイフでやるのがセオリーだが、どうしても手間取ってしまう。
空中でやるとゴムが粘って危なっかしいし、机に置くと保護板まで切りそうだし。
そんなんよりも、2つに折り畳んでニッパでパチンと切れば一瞬かつ確実安全。
安物でいいので、ニッパは1つ入れておくことをお勧めする。

■VVRの紙の始末は文房具用のハサミ

ニッパでもいいけど刃渡りが短いと、切り残しが出やすい。
わざわざ買わなくても工作用の小さいハサミが家にあると思うのでそれを使えば良い。