グレート物置91

がんばって書いたのはこちらに置いとく →がんばってなくても置く事にした

結論、宴会としての詰まらなさとシラフは全く関係がないことが判明。


■故あって、昨秋あたりから宴席での飲酒を控えている。
故、というのは検診で尿酸値が基準値超えたので自制しているという程度で、大げさな話ではないのであるが、宴席では専ら「飲まない言い訳」として活用させてもらっている。
まあ昔と違って下戸には飲酒を無理強いしないというお作法が浸透しつつあり、強要されることはまずないのであるが、飲みニミュケーション狂信者諸兄の中には飲めるのに飲まないなんて興ざめだ的な反応を示されるケースもままあるのでこの言い訳はなかなか便利である。

やってみて意外だったのは、ヨッパライの中にシラフで一人、これはなかなか苦行なのではと考えていたのだが、全くなんともない。
確かに最初の一杯、みなさんビール行き渡りましたか~カンパーイ!の瞬間はちょっとビールが恋しくなる。ひどいときにはビールしか用意がありませんウーロン茶ですね少々待ちください的な状況もあり空のグラス片手に苦笑いすることもあるがその程度の話である。酒が進むと俺が飲酒しようがしまいが誰も気にならなくなる。ちょっと気の利いた人には薬で酒が飲めないとはお気の毒ですねえ、なんて言われたりもするが、むしろいやキミそんなに飲んで明日大丈夫かい?という気分である。(もちろん口には出さないが)

要は飲み食いしながらワイガヤしたいだけなのであるから、相手が気分よくなってくれればそれで充分なのである。
それよりも、集まったメンツというか話の内容でその宴席が楽しいかどうかが左右される。近況一つとってみても残業多くて大変だ~しか話題のない奴もいれば、同じ環境でちょっと違うことを考えてる奴もいるわけで。具体例は長くなりそうなのでそのへんはまた後日改めたい。

結論、宴会としての詰まらなさとシラフは全く関係がないことが判明。


■効能
とにかく、翌日の体調が良い。当たり前っちゃ当たり前だが。
あと、瓶ビールのお酌。いやまあ慣習に従い隣席者のグラスには時々注いだりもするのだが、個人的には飲みかけのグラスに注がれるのは勘弁願いたい。古代ローマ人じゃあるまいしビールは冷えたまま飲みたいのである。とは言えグラスを空ける為に無節操に飲み続けるわけにもいかないので、やむなく飲み残しているだけなのである。頼むからぬるいビールにまぜるな危険。ビールも2杯目からは手酌でおなしゃす! と常々思っているのだが、この地獄から解放されるのは大きい。

■何を飲むか
いままで気にもしなかったが、下戸向けの飲み物は意外と選択に困る。そういう意味でウーロン茶は偉大だが何杯も飲むと飽きてくる。それ以外の選択肢があってもジュースやら女子供向けの甘ったるい系しかない。ジンジャエールだってそう何杯も飲めない。気の利いた店ならハイボール用の炭酸水とかをオーダできたりもするが、職場の保養所あたりじゃ無理な相談。仕方がないので水割り用の水をロックで。ヨッパライには芋焼酎のロックと区別がつかないらしくこれが一番使える気がする。

■酒とどう付き合うか
僕は正直、酒好きに分類される人間だろうと思う。ビールも日本酒も焼酎もワインもウィスキーも分け隔てなく好きである。
ただ、元々酒量の多寡よりも己の適量を知らずに前後不覚になったりすることを恥と考える主義なので、節酒にはあまり抵抗がない方かもしれない。
ヨメさんがほぼ飲めないタチなので、結婚してからは自宅ではほぼ飲まないのだが、別にそれがツライと感じたことはない。飲むタイミングがないだけで我慢しているわけではないのである。
例外は、正月に義父の家にお邪魔したときに義父と焼酎をチビチビやるくらいか。これは確かにうまいのである。習慣的に飲酒してると味わえない快感であると思う。