1 | 安藤 | さん文章はまとまってて読みやすいのが良いです。 ストーリー自体は神話そのまんまなので、もう一ひねり欲しいかもです。 例えばルセ君の見せ場でもっと大見得切らせるとか何か見せ場があるとぐっと高評価です。 財閥の子会社の財閥って表現は違和感。意味は通じますが、全体的にこなれた文章なのでここだけちょっと気になりました。 |
2 | 『ねえ、カシオペアのお話、知ってる?』 | 文章とストーリーはなかなか良いですね。流石です。 お題の処理がちょっと弱いかな。とってつけた感じが残ってる。例えば、主役の二人にとってカシオペアがただの星座の一つではなく特別な意味を持つキーワードになってれば良かったかも。冬ソナのポラリスみたく。あと、ラストの寝台特急と女の子はちょっと蛇足かな。好みの問題ですけど。 |
3 | 「茶会の花」 | 文章は少し堅さが残るがこなれてきた感じ。最初別人かと思いました。 時代劇なのが個人的には高ポイントですが、残念なのがストーリー。もうちょっと何か見せ場が欲しいというか、姫と花が出てきた時点でストーリー止まってる感じです。ここで何か具体的な「核」があると良くなると思います。例えば姫の狂気をもっと色濃く描写するとか、周囲の人々の気苦労にスポットを当てるとか。 あと、細かい点 ・姫の一人称が予は変かな。余/予は男言葉。 ・家臣と使用人の区別がよくわからない感じ ・桜がNGで春蘭OKな理由が不明 |
4 | お母さんは、カシオペアじゃないらしい。 | 文章は読みやすくて良い感じ。ストーリーがちょっと物足りないけど、主人公の成長の描写とかが前向きで好感持てます。 展開でちょっと気になったのが、「彼」の扱い。「最近売れだした俳優」って既にタレントなので、駅に送ってもらったりとかがちょっと違和感かな。売れない俳優、くらいで、一生に一度のチャンスが来たぜハリウッドいくぜくらいがリアルかも。 あと、『アメジストブラッド』もうまくアピールする描写があると良かったかもです。 |
5 | 『魔女は微笑む』 | あーこういうの反則だなあというくらいツボですね。ゲートとか工事とかオヤジとかピンチとか。 お題の処理がちょっと弱い気がしますけど、それを補って余りある出来栄え。 |
読みにくいのは仕様じゃなくて私用だからです。
ハズレなしというか力作ぞろいなのが嬉しい限り。
贅沢を言えば、皆さん意外と正攻法で来た感じ。
Androidがアッ!とプルセウスを罠に嵌める・・・みたいなノリで書いてくる人いないのかな。