グレート物置91

がんばって書いたのはこちらに置いとく →がんばってなくても置く事にした

【速報】極私的2017夏旅行まとめ【夏休み】


・帰省のついでに長崎まで足伸ばしてみた。とにかく暑かった。
・往復飛行機。佐世保行なら長空もいいけど福岡空港おススメ。
路面電車の一日券500円也が超便利。元取るのが実は大変だが乗り倒せ!
・お目当ての軍艦島は上陸できず。無念。
・れきぶん(奉行所跡地)と出島、地味におススメ。
諏訪神社、参道の帰り道がなんかいい感じでベタだけどおススメ。
眼鏡橋の一二三亭、絶対的におススメ。
稲佐山ロープウェイ、ハイシーズンは帰路の時間を気にしておこう。
大浦天主堂下で売ってた、ざぼんジュース激ウマ。(常設ではないのかも)
・その下にある清風堂と岩崎本舗、まず試食すべし。後悔は、させない!

プロットは楽する為の手段

※以下はど素人の無責任な寝言ですので、真に受けて痛い目を見ても当方は一切責任取れません。
そのへんを予めご了承できるナイスな方のみお読みください。

経緯:

先日のサイト http://sakka.org/ 絡みです。
周期的な話題ではあるけれど、小説創作におけるプロット作成について多々意見がありもす。
思い出したが吉日、ということで、ちょっと思うところをまとめてみたのを手直しして載せてみちゃったりすることにした。

前置きはここまで。
以下、私見。

=============
「良い作品を書くためには、綿密なプロットが必要である。だからがんばって書かねばならない」……のだろうか?

小説投稿系のサイト周りでは、この考え方を時々しばしば目にするのですが、僕は考え方自体がそもそもアベコベなのではないかと考えています。

白紙にいきなり文章を書くのは大変だから、まず「プロットでいいから書いてみる」のです。
着想について、一々文章にしてらんないからプロットで済ます、そういうことだと思うのです。
筆がノると、つい文章で書きたくなることもありますけど、一旦文章にしてしまうと全体の見通しが悪くなるので意図的にこらえるようにしてます。


=============
メリットは?

文法などの「決まり事」にとらわれず、ストーリーや展開に集中することができる。

文章って丁寧に書こうとすると、それだけで結構大変な作業です。
ただし、文章作法というのはある意味「決まり事」なのであって、後日どうとでもなる部分です。
対して、作者が得た着想というのはその人の内にしかないもの、かつ往々にして揮発性。
文章作法にてこずってる間にどんどん消えて行ってしまいます。

それよりも、まず「自分がわかればいい」程度にメモ書きしていって、自分なりに脳内再生できるところまで持っていく。
その後で「このシーンは要らない」とか「順番変えよう」とかいうことを検討する。
そうやってプロットを練っていって「脳内再生では完成した」ら、「他人に読ませるための文章」に翻訳すればよいのです。


=============
「プロットレス」「一発書き」でもいいじゃん? 

もちろん、推敲や校正とストーリー構成の検討を同時進行できる人は一発書きしたって構わないと思います。
漫画家でも、安彦良和みたいに白紙にいきなりペン入れしたりする人が居るのも事実です。
ただそれは、処理能力の高い人が複数の作業を同時進行しているだけで、そうしないと書けないということではないように考えています。

また、人間の寿命は有限ですし、着想が必ず実を結ぶとも限りません。
故に、プロットの時点で書いた本人すら「おもろない」と思うモノを、無理に頑張って文章に起こすのは無駄です。
そういう意味で、分離できるものは分離して作業する方が効率がいいと思います。


=============
能書きいいから具体例はよ! 

電話口でメモを取るでしょう、あの感覚に近いです。

たとえば、友人からかかってきた電話で、来週の待ち合わせをするのに
「2015年8月8日10時に、JR新宿駅に集合。西口を出て右手に見える小田急百貨店の3階にある喫茶店xxxxで待ち合わせ。JR新宿駅までは最寄駅から京急で品川まで行ってJR乗換~」
なんて書かずに
「8/8 10時 新宿西口 小田急3Fxxxx」
くらいで済ませますよね。

あるいは、あなたがその店を知っているならば
「8/8 10 小Qxxxx」
とかでも十分です。
何時くらいに家出ればいいかな?てのは後で自分で勘定すれば良いわけで、電話口でメモる必要はない。

もちろん、あなたが地方在住で、新宿駅までの道のりがわからないのなら、乗換駅と時刻をメモったりはするでしょう。
しかし、通過駅の時刻やら新幹線のワゴン販売で何か買おうかな?なんてことまでメモしたりはしません。

一方で、自分用のメモではなく、別の誰かに連絡するための手紙を書くのであれば、間違いの無い様にきちんとした文章を書く必要があります。
ただし、それは友人からの電話を切った後、食べかけの朝飯を平らげて歯を磨いて部屋の掃除を済ませた後でもできることです。
また、待ち合わせ自体が中止になればその手紙は不要です。


一方で、どんなに丁寧な文章で、自宅から新宿駅までの道のりや駅や車内での注意事項などを書き綴っていても、集合時刻や集合場所が分からなければ何の役にも立ちません。


=============
「どうやって書けばいいのかわからんよ!」……心配ご無用です。

文章作法、視点、誤字、誤用そういうものは一切気にせずに、ひたすら着想を書き出す。
基準:自分がわかればOK。日本語である必要もない。絵文字でも数式でもc言語でもOK。
前後のシーンと辻褄が合わなかったり、解消していない疑問を孕んだままでもOK。

僕は、プロットの書き方は特に決めてませんが、あえて言えば、基準は「自分がわかればOK」

とにかく浮かんだものが揮発しないウチにメモっておく。そこが最優先です。
文章は後でどうとでも捌けます。

 

どこまで掘り下げるのかは作者さん次第ですが、作品の具体的なイメージが脳内に浮かばないのなら、それは練りが足りないということです。逆にイメージできるならそれ以上細かく書く必要はありません。


その時のヒラメキにもよるので、プロットの粒度はまちまちです。
各シーンレベルのプロットを書く一方で、話の大枠についてのプロットも書く、みたいな。
ある程度のまとまりが見えてきたら、有機的にリンクさせる作業に入る。
でまあ、自分なりに脳内再生して、矛盾がないかなと思えるところまで持っていければとりあえずプロット完成って感じです。

そこまでくれば、あとは「他人に読ませるための文章」に翻訳する作業なので、あまり悩まずに書けます。
作業時間的なバランスは、文章を書くフェーズの方が圧倒的に大ですけどね。



=============
プロットは階層分けすると良い……こともある。

プロットをあらすじみたいなもの、と説明することもよくありますが、実はちょっと階層が違うものかなと考えてます。

 
元ネタが古いのは気にしないでください。

STEP1 全体のあらすじや大まかな設定レベルで書いてみる

・勇者ロトの血を引く若者 ローラ姫と旅出
・二男一女 ローレシアサマルトリアムーンブルクの王家 継がせた。
・時は流れて、ローレシア城に瀕死の使者 ムーンブルク滅亡 大神官の軍勢
・王子 出陣 単独? サマルトリアの王子と協力せよ 探せ
・王女も込み 3人パーティ 
・船、鍵
・鍵 金と銀 

・紋章
・本拠地ロンダルキア 山の上 雪原
・あやかし 精霊の守り 
・破壊神 いけにえ
・凱旋


STEP2 各シーン毎の構想を練る

シーン1 旅立ち
ローレシア城 玉座の間 王と王子
・使いの兵 重傷 手当構わぬ
・M落城 軍勢 魔物 使者死亡
・大神官 ※名前は保留 
・1人旅? ※理由は保留
・S王子 行き違い(※詳細保留) いらいらする 
・行き詰って ヒントが尽きる 意外な場所(※保留)にいる

  :

シーン25 大神官の呪い
・水の都 泊まる
・S王子 病気 呪い
・もうだめだ 弱音 離脱
・二人旅 不安 
・S王に報告 仕方がない 気にされるな
・いないと結構不便 
・回復手段は? どうすればいい?
・葉 
・復帰

  :

シーン44 ベリアルとの死闘
・くそ、回復が追いつかない 
ザラキ 利かない 焦り
メガンテ それはダメだ
・破壊の剣 呪いが? 構わない
・L王子 決め台詞 ※保留 そげぶ的な一言
・打倒 
・でもズタボロ 呪い 解けない
・キニシナイ 先に進もう 


STEP3 シーンのつながりとか、保留事項の穴埋めとか
・大神官の名前? ハジャゴードン ハジャゴーン ○ハーゴン
・行き違いの経路どうする? S城→洞窟→L城→S城 行き詰まり →街
・S王子無視して先に進んだら? →関所で止められる
・シーン25なくてもよくね? →前後のつながりに影響なし。削除OK。

等々


===============
まとめ

1)プロットは面倒なものではない、楽する為の手段
2)人間の能力を過信しない。人は忘れやすい生き物。だからメモれ
3)書いたものを読み返すのは時間がかかる。省ける手間は省きたい。だってにんげんだもの
4)処理能力高い人は、気にせず明日へ向かって走れ。

”「誰が」ではなく「何を」言われたかが重要” は「行うは難し」か?

「誰が」ではなく「何を」言われたかが重要 ……は「行うは難し」か?


ご存知の方もご存じない方もパラパラといらっしゃることかと存じますが、ワタクシさるサイト
http://sakka.org/
に入り浸ってる身であります。
で、まあここに限った話ではないのでそれはちょっとおいといて、
意見の衝突からの〜disりあい宇宙(そら)という展開を非常にしばしば目にするわけであります。

僕個人としては、
・意見の衝突は必然であり、そのこと自体を忌避するのはナンセンス。
・しかし、反論は感情的にではなく努めて論理的にね!
・反論できないときに相手を罵倒するのはダサい!
・わからんことは聞け!聞き倒せ!
というスタンスであります。

ここでポイントとなるのが、
「誰が」ではなく「何を」言われたかが重要 
って考え方。

僕はまったくもってその通り! だと思っているし、事あるごとにそう口走ってしまう派なのですが
いや、それはそうだが「行うは難し」でしょう、との意見をいただいた。

http://sakka.org/sakka.org/bbs//index.php?a=7&c=144 の #7195 

僕としては、
「やるかやらないか、自分の気持ちひとつでしょ!」
と思い込んでいたので、正直「え?」と思っているのだけれど、
もしかして…、
これって…、
なんかやっぱ…、
「わかっちゃいるけど難しい案件」だったりするんでしょうか?


===============
一応、(2017.07.22時点での)個人的見解


僕は、これって単に
「誰が〜」って、よくある詭弁の一つだから気をつけろ!
くらいの話ではないかな、と思ってます。

※どういういう詭弁なのかについては以下に説明があるので参照されたし。

権威に訴える論証
https://ja.wikipedia.org/wiki/権威に訴える論証

↓こっちの方がわかりやすいかも?
http://ronri2.web.fc2.com/kiben11.html#top


※俺的まとめ

要は、
・年上の言うことだから〜 → 正しいとは限らないですよね?
・偉い人のいうことだから〜(略)
・xx賞取った人の発言だから〜(略)

逆に
・アイツは不良だから → 間違ってる、とは限らないですよね?
・アイツは馬鹿だから (略)
・アイツは田舎者だから (略)

というだけの話なのでは?

例えば、ネットで議論が発生したときに、反論の代わりに罵倒や人格攻撃になってしまう人は、その辺が理解できていないのだと僕は考えます。
その一方で、これが詭弁だと一旦納得できたなら、

「相手に罵倒で返すのはダサいからやらんとこ!」

そんだけなのであって、
なんか「行うは難し」みたいな大袈裟な気構えはいらないと思うんですよね。

バニラエアの件で思うこと。

木島氏の行動についての見解としては
いすみの社長さんのご意見 http://isumi.rail.shop-pro.jp/?eid=2918
にほぼ賛成、という立場なのでここでは多くを語らないけれど、端的に言って木島氏の今回の行動には全く賛同できない。

誤解の無い様に断言しておきたいが、
木島氏のサイトhttp://www.kijikiji.com/self/vanilla.htm
にある
「過剰な対応は不要」「できることをやってほしい」という理念そのものには大いに賛成。

ただ、「言っても通じないから強行した」という思考は合点がいかない。
あれ買って、と駄々をこねるのが子供であればともかく、大のオトナがその効果を意識して意図的に実行するならば、もうそれは聖戦の名を借りた自爆テロと何ら変わりはないように思う。


大きな声でなければ届かない

確かにそういう事もあるだろう。
しかし、その為に何をやっても良いということにはならないはず。

今回のケースであれば、もし事前連絡を入れた上で無下に断られた、という展開なのであれば氏の問題提起についての正当性が保たれるし僕も強く支持したい。
しかし、「以前もそうだったから、今回もそうだろう」は勝手な予測に過ぎないし、もし今回もまたその通りであったとして、それでは当日現場でゴネようという選択は、現場スタッフの良心につけこんだ姑息な手段のように思えてならない。


「事前連絡してほしい」は「バリア」か。

これは木島氏自身の主張ではない(と思う)が、そういうブコメが目に付いたので。

気持ちはまあわかる。
別途確認するのは億劫だし、迷惑と思われないかと不安だし、数日前に連絡してというのは不便である。
それはその通り。

ただここで、看過すべきでないと思うのは、足が不自由な乗客に対して何かしら「特別な対応」が必要という事実である。
もちろん、足が不自由な人にとっても「特別な対応」が要らない、という環境が理想であるし、その実現の為の努力は必要だろう。
しかし、今回のケースにおいて、その理想はまだ現実ではないということは、木島氏自身もよく認識した上での行動なのである。

「特別な対応」というのは、何も物理的な介助に限らない。
突然現れた木島氏を乗せて良いか確認するのも仕事だし、窓口や搭乗口で揉めているのを待たされる客だって居るわけで。


飛行機は健常者だけのものではない、しかし、障碍者だけのものでもない。

航空会社が全ての乗客に常に同時に平等に接することは困難かもしれないが、その為の改善は必要だろう。
ならば、利用する側もまた「できること」をやる、という歩み寄りが必要だと思うし、そして「事前連絡」は「できること」なのではないか、というのが僕の思うところである。

何より、バリアフリー実現に向け「できることやろうぜ」という木島氏の理念には大いに賛成なので、願わくば氏自身の心無い行動でその達成を阻害することのないようにしてほしい。


「物知り」と「賢い」はちょっと違う。

元記事(てゆうかブコメ
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1123450

ブコメの大元記事(ツイッター?)の俺的まとめとしては、工作の課題に改良型テープ台を提出した作者氏(小学生)、正当な評価得られず失意。
ってとこだろうか。
かくいう僕も最初何がすごいのかイマイチわからんかったが、工夫としてはなかなか面白い。
この作者氏についてはその創意と熱意について賞賛と敬意を送りたい。

で、本題。
元記事のブコメを読んでいて気になったのは、

1)提出先の小学校の先生の無理解ぶりがひどい
2)プレゼン能力も大事よね

という意見。

1)提出先の小学校の先生の無理解ぶりがひどい

これ、正直なんか違うんじゃねえかな、と思うのです。
「普通のテープ台だよね」と言われたのが真実だとすれば、これは多分このテープ台がどういうものであるかが伝わってないってこと。
三角関数がどう、てな手法手段の話の前に何がどう便利なのかという機能の話が必要。
もし、そこが伝わっていれば、先生の反応はどうやって?て感じになるはずで。
仮にその先生が三角関数を理解してないとしても、そこまでは辿りつけるはず。
もっと言えば、この作品には使い勝手という面で改善の余地が明確にあるわけで、機能上の違いが伝わっていれば何かしらのツッコミが入ると思われる。
もっとも、先生の発言については二重の伝聞になっているので真偽は定かではないけれど、元記事の情報からはそう感じた。

2)プレゼン能力も大事よね

まあコレは結城氏の仰る通り。
ただ、結城氏コメで気になるのは、画期的なアイデアが周囲に理解されない悲劇みたいな流れになってるとこ。
結城氏ご自身の経験を含め、事実そういうケースは多々あるだろう。

しかし、元記事のケースについては、プレゼン力、なんて大層な話なのではなくて、コミュニケをどうとるかの話なのではないかと。
先生には理論がわかんなかったかもね、しょーがないね。・・・じゃないだろ!てこと。
話が理解されないとき、「相手」や「環境」のせいで安易に済まさずに、何で届かなかったのか、を考えることこそ重要ではなかろうか。

ブコメで、「小学生が三角関数スゴい!」的意見が結構あるのが気になってて、これも、まあ気持ちはわかるんだけど、なんかちょっとだけズレてるように思うのです。

手段と目的をごっちゃにしない

長さわかると便利よね!という命題に対してナナメに引っ張って三角関数で補正した目盛りで!ていうアプローチはアリ。
ただ、冷静に考えるならもっと簡単で使いやすい方法は容易に思いつくわけで。
(テープそのものに目盛りつけるとか、テープ台の横に目盛り書いた板貼り付けるとか)

三角関数使ってみた、がんばった!
が先に来てしまうことで、先生にこの作品の良さがかえって伝わりにくくなったって可能性はないだろうか。

対案なき批判はダメなのか。

 

 

元記事
http://blog.tinect.jp/?p=40987

この記事に対する個人的結論は、自分のブコメに書いたことと、別の方のコメント
http://b.hatena.ne.jp/emiya726/20170624#bookmark-340717586
の通りだと思ってる。
あと、責任逃れで発言しないケシカランってのは何か違くね、とも思うけど。
少なくとも、雰囲気がどうとかが大事ならコンサルじゃなくて芸人でも呼びなさいよ、とは思う。


…で、元記事読んでてちょっと思い出したことがあったので以下余談です。

(ヒマな方向け)


何年か前、職場で社員旅行の幹事をやったときのこと。
幹事会で、出入りの旅行会社さんのプランをたたき台にして行先とかを決めるってのが定例のパターン。
条件は1泊2日(職場は関西です)で、ざっくり2パターンでの審議になった。

プラン#1:遠くへ行きたい派
 せっかくだから新幹線で九州へ、博多からバス貸切で長崎とハウステンボス、みたいな感じ

プラン#2:近場でのんびり派
 同じ予算なら有馬温泉とか淡路島とかのえーとこ泊まってのんびりしようぜ、みたいな感じ。

僕個人としては、どっちも得失あるしどっちでもいいからとっとと決めようぜ!
ってのが正直なところで、強いて言えば#2だと時間持て余すから近場をチョコチョコ巡るオプションツアー付きになっちゃって、集合時間守らない人たちのお世話係になりそうな予感ってことで#1支持に手を挙げた。

が、まあそれが裏目に出てちょうど各課幹事が5:5に分かれちゃって…
結局2案並立のまま検討するってことに _| ̄|○

で、まあ、#1は
AM移動(新大阪→博多)~PMはHTB~次の日AM長崎市街~昼飯食って博多リターン~新幹線で夕方帰着
って感じでほぼ確定やん議論の余地ナシ、ってタカをくくっていた僕。

とりあえず、#2は具体案がまだ固まらないから先にそっちの話しましょうか、と振ったものの、イマイチ決め手に欠ける#2。
・有馬は近過ぎで旅行って気分がしない(西宮市 山田さん) ま、そりゃそうだね。
・近場の方が最悪途中参加とかできるし参加者増えそう(三田市 佐藤さん) うんそれメリットメリット
・淡路島は家族でいつも行くしなあ(芦屋市 鈴木さん) あーわかるそれ
等々

ほとんど何も決まらないまま時間だけが過ぎて行く、という泥沼にに見事ハマる。

\(^o^)/

埒があかないので、幹事長の伊藤さんが気分転換兼ねて、先に#1について詰めましょうか、と提案。
「お前地元民やろ、なんかエエとこ無い?」と#1派急先鋒の高橋さんが僕に突然振ってきた。

しかしそっから話は変な方向へ… (前置き長くてゴメン)


旅行会社提示のプランだと、長崎市街散策はせいぜい2hくらいの見積もり。
二日目昼飯は定番の四海○に11時半集合ってことで考えると、グラバー園とか大浦天主堂回って終了、ってことで選択の余地ナシ。
佐世保民としては、HTB来たなら県北来いよ!って気持ちがあるんだけど、やっぱ関西人的には長崎市のイメージだと思うので
「うーん、このプランでほぼベストだと思いますよ」と即答したのだが、ここで高橋さんが怒涛のブレインストーム炸裂させる。

「このペンギン水族館てどんなん?」
→あ、結構おすすめですけど、市街からちょっと離れてるからAM潰れちゃいますね…。

平和公園とか原爆資料館とか」
→いや、正直社員旅行ではちょっとおススメしない。

「中華街とか」
→悪くない…ですが元町とそんな変わらんです。

軍艦島ツアーはどや?」
→時間的にちょっとオーバー、早めチェックアウトで帰着遅くすればギリ行けるか…でも冬だとかなり寒いですよ。

「イルカウォッチング」
→それ島原ですし、もう一日かかりそうですよね…。

ここで高橋さんキレる

「なんやお前! 批判ばっかしやがって! 批判するなら代案出せや!!」

ちょ、え? は?
('Д') ポカーン

「俺はたくさん案出ししてるやろ、お前もせえや!」

いや、いくつあってもダメなものはダメでしょ、
と言いかけたのをぐっとこらえて、「代案」を示すことに。

HTB止めて初日から長崎行くってのは?
→いや、HTB外したらあかんやろ(全員一致)

・長崎止めて佐世保とか波佐見とか平戸とか有田とか唐津とかどうすか?
 展海峰とか自衛艦見学とか白山陶器とか深川製磁とか名護屋城とか虹の松原とか
→う~ん。

要は、せっかく「はるばる行く」のに「長崎っぽいところ」を全スルーするのは抵抗があるらしい。
その気持ちはまあわかる。
僕的にはそこを割り切るところから旅行プランは始まるのだが、それは会社の親睦旅行に求めることじゃない。

結局、幹事長の伊藤さんが、#1なら現状プランが最善ってことかなあ、とあいまいにまとめたのを渋々追従する格好に。
で、この日はいったん打ち切り。
後日仕切り直したものの、#2がまとまらないことに#2派の心が折れて、#1で確定したのだった。


で、まあ僕としては、「代案!」という圧力を結果として看過しなかった格好にはなるのだけど、何度考えてもやっぱ「代案なき批判はダメ」ってのは納得がいかんよなあ、と思うわけで。

いや、もちろん代案があるに越したことはないのだけれど、「批判」と「代案」を提示するのが同じ人である必要ないわけで。

 

※人名は全てフェイクです。ウチのことかも!名前似てる!って思ったアナタは確実にハズレです。

 

質問なのかどうか正直迷ったけれど、気になったので。

 

id:shenlong さんからのIDコール↓に対する回答です。
http://b.hatena.ne.jp/entry/340503365/comment/shenlong

「どこが?」と訊かれて、強いて回答するならば

「ナニ金における作画全般」
もしくは
「作品を読み通して作画から得る印象」
とでもいうべきか。
 
いや、まず誤解の無いように重々言っておきたいのだけれど、ナニ金は「読み物」としてすごく面白いし、これをノベルではなく漫画で描こうとした青木氏のアイデアとそれを結実させた実行力について僕は高く評価している。
大事なことなのでもう一度言うけれど、ナニ金は面白い。
また、ナニ金のファンを貶す意図もない。

ただ、「おまえがすごいと思う漫画を挙げろ」と言われて、僕がナニ金を挙げる余地はない。
それはナニ金が駄作だからなのではなくて、僕が個人的に漫画に求めるものがナニ金には欠けているから。である。

それが何かを具体的に示すのはなかなか難しいのだけれど、強いてたとえ話をするならば、面白い小説のページをひたすらめくるだけの動画があったとして、それは決して面白い動画ではないし、かつ同時に元の小説が悪いわけではない。

 

ちょっと前置きが長くなったが本題。


元々の話、「漫画に対する侮り」と↓で僕が表現した件について。
http://b.hatena.ne.jp/entry/340503365/comment/gm91

ナニ金を読んで僕がその作画に思うのは、作者たる青木氏の「漫画に対する拘りのなさ」である。
既に鬼籍に入られており、余人には断言できないことであるが、氏にとって、漫画は単なる媒体の一つに過ぎないんだと思う。

いや、そんなことはない、青木は畳の目の一つ一つまで丁寧に書きこんどるやないか緻密な作画や手抜きナシじゃい!
と憤られるファンも多かろうと思うのだけれど、僕はあえて言いたい
「そこはトーンでええねん」

もっと他に漫画として拘るとこはないのか、という点で僕は青木氏の作画に大いに不満である。
一生懸命なのはわかる。よくわかる。しかし何かがズレている。
背景の飲み屋の看板にMEKOとかワカメとか書いてる間に、例えば人物の目線とか表情とか立居振る舞いとかそういうとこでストーリーをもっと深く表現できると思うのだが、氏の作画は終盤までまったくそういう要素に対して全く無頓着であり、それはナニ金を漫画として見た時に大いにもったいない話だと思う。

無論、あの作画でウケたという要素もあり、その点も含めて青木氏のビジネスモデルの秀逸さだと思う。
そこも踏まえて、「漫画とはこういうもんや」という氏の「見切り」なのだと僕は認識している。
そしてそれを僕は「侮り」と呼んだし、そのことに特段悪意はない。
また、元記事 https://honcierge.jp/articles/interview/1 にある三田氏の漫画論と三田氏の作品にも同じものを感じたのである。


質問に対する回答として不足あれば補足します。 >id:shenlong 氏