グレート物置91

がんばって書いたのはこちらに置いとく →がんばってなくても置く事にした

東京駅記念Suica騒動

事前には全く知らなかったのだけれど、金曜PMに出張で危うく東京泊まりになるとこだったので、巻き込まれなくて良かったと思いつつも、何かちょっとだけ損した気分でもあり。
(泊まるにしても八重洲口か神田あたりに泊まって6時台の新幹線だろうから、気づかなかった可能性大ですが。)

論点は色々あるようだけれど、ある程度増産するのがベストなんじゃないかな、と思う。
見積もりが難しいけれど、並んでも欲しいていう人には発売額で行きわたるくらいの感覚で。

増産すると、プレミアが~という気持ちもわからなくはないけれど、「記念」なんだったら他の人が持ってるかどうかは二の次でしょ、と思う。

問題は、額の大小はともかく、金儲けの為に並んだり転売しようという行為。
売った物にプレミアがつく以上、転売行為自体をJRが防ぐことはできないだろう。
ただし、予想外に人気が高騰してしまって、無法な転売が社会問題になることについて、「増産」によるプレミアの歯止めをかけることはできるはず。

まあ、ただ、個人的には、偶然の産物とか予算や資源的な限界ならまだしも、作ろうと思えばいくつも作れるのにも関わらず「人為的に数を絞られたもの」に希少価値求めても仕方がなくね?とも思うけれど。


あと、徹夜組ずるいぞって意見もちょっと的を外している気がしてて、そこまでして欲しいのかよマナー悪いぞ、ダセーな、という批判くらいにしとけばいいんじゃないのかな、と思う。
本気で激怒してるのはちょっと行きすぎ感あり。
それよりも、行列が予想を超えてると気が付いた時点で、適正に整理できなかったJR側の対応が問題。
販売中止、はどうしようもないと判断した非常手段かもしれないけど、そこに至る前にできることが色々あったのではないかな、と思う。

そもそも枚数限定なのに「一人3枚まで」がおかしいでしょ。1枚でいいじゃん。
見積もりが甘かった、のが真相だと思うけれど、集まりが良すぎて行列が崩壊するぞやべえと思った時に、対応がまずかったんだと思う。
整理券配るとか、一人何枚買うか並んでる人間に確認始めるとかして、「ここで完売予定」「これ以降は買えないかも」をざっくり示せば、割り込みずるいぞ!くらいの騒ぎで済んだのではないかな。

15000枚の整理券を即興で作ろうと思えば、例えばA4紙に20分割で印刷したとして750枚。
Excelで20刻みの連番の原紙つくるのに15分
・750枚印刷するのに15分
・A4を20分割カットするのも10人で分担すれば一人75枚。ハサミで手作業したって1時間かからない。

駅員を何人割けるのかわからないが、足りなければ新宿から20分で応援に来れる。呼ばれる方にはなりたくないが、騒ぎは東京駅の1点なのだから、地震や停電とかの騒ぎを考えれば大したことはないはず。



あと、余談だけど、何らかの事情で枚数をそんなに増やせないという前提で考えた場合
の代案。

案1:東京駅以外で発売
「徹夜ダメ」を中途半端に呼びかけても無意味。並ぶ奴は並ぶ。
大勢が並ぶことを前提にした場所を予め交通整理の準備をしておく。
東京駅でも京葉線の通路なんかうってつけじゃないかと思うけれど、事前に1週間くらいかけてエントリー番号(購入確定ではない)を配布しておいて、希望者がある程度見積もれたら、発売日だけ国際フォーラムとか借りてもいいかなって思う。

案2:場所を直前まで公開しない
発売時刻だけ告知して、首都圏のいくつかの駅で分散発売。どこで売るかは直前まで公開しない。
情報が漏れる可能性もなくもないけど、徹底を期すなら11時販売開始とかにしてスタッフにも寸前まで知らせない。
発売箇所を増やして一箇所100枚くらいに分散させておけば、先に人数だけ集めておいて年賀はがき売ってるような設備で対応できると思う。
設営に15分くらいかかるけど、10:45に「ここで100枚売るよー並んでー」と告知すれば行列整理してる間に机と椅子くらい出せる。

23区内が無難だけど、千葉とか海浜幕張とか宇都宮とか新潟とかにも割り当てがあると不公平感が薄れるように思う。
売れ残りがあれば、翌日東京駅にまとめてもいいし。


案3:購入自体をイベント化する
企画列車とか、新幹線や特急車内での限定販売にするとか、ってダメか?
予約番号だけ配る、ってんならできそうな気もするけど。悪ノリし過ぎのような気もする。